Organic & functionality ~オーガニックと機能性からのアプローチ~
オーガニックと機能性の二つのアプローチ
フ ロンティア蓼科は、「オーガニック&自然派」をコンセプトに化粧品開発に取り組んでおります。
「オーガニックコスメまたは自然派化粧品」と呼ばれている分野は、その定義が法律で定められているものではありません。エコサート(仏)といった民間認証基準が複数ございますが、団体毎に異なるなど統一基準がなく、各団体内においても配合成分などに応じたランク分け(厳緩基準)をしている傾向がございます。
フロンティア蓼科は、これら各団体の一番厳しい基準すなわち「頑なにピュアオーガニック」を満たすというコンセプトをもとに創業時より商品開発に取り組んできました。そこには、メイクアップ化粧品と異なり、肌浸透が大きい基礎化粧品は、成分が長期間にわたって肌に蓄積されていくことから、安心安全が最重要と考えていることが根底にあります。そして、創業当初より多くのお客様から「ナチュラルな力でお肌本来が持つ美しさを引きだすオーガニック&自然派」をご愛用頂いてきました。しかし、それと同時に「冬場にもっと保湿力がほしい」「オーガニック&自然派を使い続けたいけど、ドクターズコスメのような機能性も欲しい」「流行りの美容成分も使ってみたい」といったような声も多く寄せられておりました。
オーガニックや自然派原材料は安全で高性能ですが、万能ではなく、最先端原材料と比較すると美容機能性に一部劣る側面もありますので、このようなご指摘もある程度は仕方ないことだとは思います。しかし、この課題を真正面から受け止め、何とか皆様のご期待に添いたい。フロンティア蓼科の化粧品に欠けている部分をどうやって改善すべきか?トータルパフォーマンスの向上には新しきを受け入れる姿勢も重要ではないか?お客様のご要望にお応えするべく、葛藤を抱えながらも検討を重ねてきました。
その結果、「オーガニック&自然派を極める」と「安全&高品質を保ちながら良いとこ取り」の二兎を追うアプローチに辿り着き、最新コンセプトとして化粧品開発に取り組んでおります。
オーガニック&自然派を極める
オ ーガニック&自然派の普及に伴い、原料メーカーの研究開発は日進月歩で進んでおります。自然派でありながらの高機能原料が多く開発され、昔は弱点だった機能性(保湿感等)の劇的な改善が図られています。例えば、弊社化粧品にも採用されている「プルーン分解物(プルーン果肉を発酵分解したもの)」は自然派の機能性原材料で高い美容効果が認められております。「乳酸桿菌/ダイコン根発酵液」は自然派の高性能防腐剤ですが、この成分採用によって従来の自然派防腐剤(グレープフルーツ種子エキスなど)では配合が難しかった高栄養価な原材料も配合できるようになりました。これらは一例にすぎませんが、私たちは、既存レシピに胡坐をかくことをよしとせず、日々「自然派原材料の新規開拓・試験・採用」に取り組んでおります。なお、弊社ではローズ水やローズエキス等の主要蒸留水は、有機栽培・収穫・原料化・化粧品配合を一貫工程にて社内製造しております。
機能性原材料とのハイブリッド型
自 然由来でなくとも安全確認(配合成分・原料由来)された機能性原材料を採用し、お客様のニーズに応えた「安全性と機能性のバランスが取れたものづくり」というアプローチにも取り組んでおります。具体的には、ヒアルロン酸・フラーレン(ノーベル化学賞受賞成分)・APPS(ビタミンC誘導体)・TPNA(ビタミンE誘導体)といった高機能材料をふんだんに配合した「ハイブリッド型」の商品開発に取り組んでおります。例えば、自社薔薇農園のローズ蒸留水(オーガニック)を基材とし、フラーレン(ノーベル化学賞受賞成分)を配合した化粧水など、他では見られないユニークな化粧品をご提案(OEM等)できます。
化粧品ラインアップと個別対応
フ ロンティア蓼科は、これら二つのアプローチを踏まえ、「各団体の最も厳しい認証基準をクリアできるようなピュアオーガニック型」、「保湿成分(ヒアルロン酸)などを配合したバランス型」、「先端機能性原材料とのハイブリッド型」にゾーン分けをした化粧品開発に取り組んでおります。WEBで掲載されている弊社化粧品ラインアップは、お客様の嗜好を反映し、美容油とシアバターを除くと、バランス型とハイブリッド型を中心に構成しておりますが、各ゾーンに対応した個別対応(OEM業務、オーダーメイド)もございます。お気軽にご相談ください。